入居までの準備って?

仕送りのやり取り
保険証を用意しておこう
住民票の移動について
転居届について
学生総合共済へ加入しよう
家具・家財を購入しよう
引越と入居について

 

仕送りのやり取り

仕送りのやり取りは、銀行/信用金庫などの各金融機関や郵便局を通じて行われることが多いようです。自分名義の口座を開設しておくといいでしょう。また、このときに自分専用の印鑑を作っておきましょう。銀行や郵便局で通帳を作成したり、利用する時に使う印鑑「銀行印」と宅配便等の受け取りに使う「認め印」を作っておくことをおすすめします。
 
 

保険証を用意しておこう

万が一のケガや病気のときに備えて自分の保険証を持っておきましょう。遠隔地被扶養者証といいます。交付手続には在学証明書が必要になります。大学にて発行してもらえます。在学証明書を扶養者(保護者)が加入している保険機関等に提出し、遠隔地被扶養者証の発行を申請することで交付されます。在学証明書を保護者に渡し、手続をお願いしましょう。
 
 

住民票の移動について

住民票は自分が住んでいるところにあるのが本来です。税金もそうですが、成人式の案内や選挙の投票カードは住民票のある地方自治体から送られます。従って、成人式までに住民票を移すと地元の成人式の案内は届きません。(市町村によっては、特例をもうけている所もあります。)また、自動車の運転免許取得の際には住民票が必要ですし、住民票のある都道府県の試験会場で試験を受けなければなりません。家族で相談の上、手続をしましょう。
 
 

転居届について

入居先で郵便物を受け取るためには、郵便局へ転居届を出す必要があります。なお、転居届の手続をしなくても、転送依頼をすることで郵便物は配送されますが、有効期間は1年間です。
 
 

学生総合共済へ加入しよう

これも万が一のときの備えです。学生総合共済は、不慮のケガや病気などで困っている仲間にお見舞い金を送る心を形にした、大学生協が営む学生どうしの助け合いの制度です。下宿生には借家人賠償保証と家財保障の火災共済が用意されています。ぜひご加入下さい。
学生総合共済について
 
 

家具・家財を購入しよう

家具などの購入は、部屋の正確な寸法を確認してから購入することをおすすめします。正確な寸法の把握が必要なのは以下のとおりです。
  • ドア(間口)のサイズ
  • ドアから通路の壁までの幅
  • 窓の位置(方角を含む)と大きさ
  • コンセントの位置と数
  • 電話/アンテナの端子口の位置
  • 冷蔵庫/洗濯機置き場のサイズ(冷蔵庫は扉の開閉方向もチェックして下さい)
  • 押入れ(クローゼット)のサイズ
家具・家電製品購入の際には、必要なものと不要なものを把握しておくと、無駄のない買い物ができます。例えば、予め部屋にエアコンがついているなど、付随施設を確認しておくことです。また、はじめから買い揃えるより、まずは必要最小限のものを備えることをおすすめします。暮らしはじめてから、自分のライフスタイルに合わせて必要と感じたものを買いたしていくほうがベターでしょう。せっかく買い揃えたのに結局は使わないので無駄になった、ということのないようにしましょう。
また、石油ストーブ・ガスストーブなど物件により使用が禁止されている器具類もあります。最近ではキッチンも電磁調理器のみ使用可というところもありますので、下見や契約のときに確認しておきましょう。
 
 

引越と入居について

下宿生活の準備が整えば引越です。
引越は引越業者が必要かどうかを判断しましょう。例えばほとんどの家財を下宿先で手配してしまうのなら、業者を手配する必要はないでしょう。必要に応じて、家財の輸送手段(引越業者/宅配便/赤帽など)を選びましょう。

また、荷物の移動だけが引越ではありません。
引越日や入居日を家主さんや管理人さんと確認しておきましょう。また、引越当日には部屋に必ず誰かが居るようにしましょう。不慮の荷物が届いた場合などに対応できません。

さらに、引越当日から下宿に住むのなら、前もって電気/ガス/水道が使用できるように水道局などに連絡しておきましょう。特にガスなど開栓にあたって立ち会いが必要なものがありますので、注意が必要です。そして、何はなくとも布団を忘れずに。
これがなくては寝られません。

入居したら、すぐに両隣/上下の部屋の住人に挨拶に行きましょう。学生専用マンションなら隣人と言っても先輩や同級生です。頼りになる先輩や友達を作るチャンスとも言えます。


 

 

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