トラブルへの対応って?

家主 / 管理人とのトラブル
隣 / 上下住人とのトラブル
近隣住民とのトラブル
部屋の鍵を失ってしまった
悪徳商法にご用心

 
自分がいくら気をつけていても、思わぬトラブルに巻き込まれることもないとは限りません。
 

家主 / 管理人とのトラブル

基本的に入居にあたっての約束事やルール / マナーを守っていれば、あなたが原因のトラブルは起こらないでしょう。しかし、家主さん / 管理人さんが原因のトラブルもないわけではありません。例えば、留守中に勝手に部屋に入られたなどですが、家主さん / 管理人さんがまず無断で部屋に入ることはありません。検査やメンテナンスなどで用があるときだけです。その場合、あらかじめ回覧等で案内しています。そして入居者がその案内を見忘れていることもあります。
また、お節介に思えることも家主さん / 管理人さんにしてみれば、保護者から大切な子供を預かっている責任感や、学生を心配する気持ちや親切心から起こることなのです。
それでももめてしまった場合は、話し合いで解決するのがベターです。解決しない場合は生協へご相談下さい。
最後に、家主さん / 管理人さんとの間に起こるトラブルは、お互いの理解不足が原因とも言えます。トラブルを起こさないためにも、家主さん / 管理人さんとは積極的にコミュニケーションし、自分のことを理解してもらうようにしましょう。そして、家主さん / 管理人さんの気持ちも考えて下さいね。
 
 

隣 / 上下住人とのトラブル

基本的には当人どうしの話し合いで解決するのがベターです。原因は双方にある場合や、些細な擦れ違いや誤解にある場合もあります。話し合いで解決するのが基本です。
もめたときは家主さん / 管理人さん・生協に相談しましょう。
家主さん / 管理人さんとのトラブルでもそうですが、お互いが同じリズムや同じ習慣で生活しているわけではありませんから、思わぬところで迷惑を被ることもありえます。また反対に自分も時には迷惑をかけることや、時には助けられることもあります。
日頃からコミュニケーションを大切にし、お互いの生活リズムや生活習慣を理解しておけば、ある程度は隣人とのトラブルも避けられるものと思います。
隣 / 上下住人とのトラブルの原因で多いのは生活騒音によるものです。特に下記の事項については日頃から気をつけるようにしましょう。
  • トイレの扉の開け閉め
  • 深夜の洗濯や風呂の水や機械の音
  • 足音や階下に響くような大きな音
  • ステレオや楽器など音楽
 
 

近隣住民とのトラブル

近隣住民とのトラブルは、家主さんや管理人さんを通じて寄せられることが多く、深夜の騒音やバイク・車のエンジン音・排気音などがほとんどです。
ワンルームマンションについてのところでも触れましたが、こういった周囲の迷惑を省みない行動が反対運動につながり、自分達の住む場所を脅かすことになることは言うまでもありません。周囲に対して迷惑なことは、結局自分に対しても良い結果は招きません。地域の方とともに生活していることを忘れないでください。
 
 

部屋の鍵を失ってしまった

まずは家主・生協へご一報下さい。シリンダー錠の交換が義務づけられている物件もあります。
鍵の管理については、紛失時のことを考えて、鍵には氏名・住所・連絡先がわかるようなものは付けないことをおすすめします。また、合い鍵については保安上の問題により作成することを禁止しているところもあります。むやみに人に鍵を貸したり、合い鍵を作って渡したりするのはトラブルのもとになりかねません。鍵の取扱には注意しましょう。
 
 
 

悪徳商法にご用心

しばしば世間を騒がせる悪徳商法ですが、大学生だから大丈夫ということはありません。むしろ、社会的な経験が少ない分だけ狙われやすいとも言えます。
  • キャッチセールス
  • デート商法
  • アポイントメント商法
  • 資格商法
  • 家庭教師斡旋商法
  • タレント養成講座商法
  • フィッシング詐欺
  • 迷惑メ-ルで不当請求
  • 訪問販売(下宿生は特に注意)

詳しくは勧誘行為への対応の心得をご覧下さい。

などがあります。手口は様々ですが、言葉巧みに物を売りつけたり、多額の費用を払わせたりするものです。
特に近年、被害が増えてきた迷惑メールは徹底的に無視し身に覚えのないメールのURLなどには興味本位で接続しないことが第一です。サービスを利用(契約)しようと接続したわけでなければ支払いの義務はありません。返信してあなたの名前や電話番号を教えることで次の被害につながることもあるので、個人情報は絶対に教えないこと。迷惑メ-ルを受信しないため、文字数が多く複雑なメールアドレスにしたり各種サービス(フィルタリング機能等を活用しましょう。身に覚えのない請求は徹底的に無視し、脅されたら警察で相談しましょう。
これらの悪徳商法に引っかからないためには、「うまい話がそんなにあるはずがない」というごく当り前のことを念頭に入れておくことと、誘いや呼出しにはきっぱりと断り、応じないことが重要です。間違っても興味半分で誘いや呼出しに応じてはいけません。
万一、悪徳商法にひっかかってしまった場合は、すぐに消費者センターに相談しましょう。


 

 

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