おすすめ電子辞書（フランス語）

全学共通教育センター　中村典子 先生

目に優しく、洗練されたデザインの電子辞書で、＜フランス語＞と＜英語＞を学ぼう！

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます！
フランス語の授業について説明し、フランス語と英語の学習に便利な電子辞書を紹介します。

フランス人講師の会話の授業では発音が大事！
知らない単語の発音を調べるには電子辞書が最適！

1年次は、学部別の指定クラスで週2回「基礎フランス語」の授業を受け、2年次以降は、皆さんの希望（学習内容、曜日・時間帯）に合わせて、「中級フランス語」「上級フランス語」が受講できます。
文系学部の場合、中級・上級フランス語科目は卒業に必要な単位として認められます（『履修要項』で確認して下さい）。なお、

1年次後期には「French Studies Ⅰ」（留学支援科目として文系学部では卒業単位に認定可）というフランス語圏への旅行を計画してプレゼンする半期の科目があり、フランス語を使った作業、発音練習、プレゼンを行います。
2024年度おすすめするモデルのCASIO AZ-SX9810では、＜聞き比べ＞機能を使って「ネイティブ音声」と「自分の発音」を比較できる。

外国語コンテンツは＜ダウンロード形式＞。第2外国語はもちろん、第3外国語でも電子辞書を活用できる。

英語の力を伸ばしたければ、フランス語選択がお勧め！

フランス語はラテン語系の言語ですが、1066年のノルマンディー公ウィリアムのイングランド征服（The Norman Conquest of England）以後、約300年間、英国の公用語はフランス語となり（ただし、庶民は英語を使用）、多くのフランス語の単語が英語に入りました。
その結果、基本的な語彙（ゲルマン語系）を別にすれば、英語の語彙の70～80％は、フランス語と共通だと言われます。
例えば、aで始まるフランス語の単語を思いつくままに挙げると、ambition, architecture, art, article, assistant,…といった具合です。文法面でも、英語とフランス語は類似点が多く、フランス語を学ぶことで英語の語彙力が伸びます。

CASIO AZ-SX9810には、フランス語の優良辞書に加え、大型英語辞典を含む数多くの英語辞書コンテンツ、英会話や海外旅行のためのコンテンツのほか、TOEIC関連のコンテンツがあり、外国語の力を伸ばしたい人に最適！

ブルーライトカット機能が搭載され、文字も見やすくなった電子辞書。
壁紙が13パターンから自分で選べる！

LEDは目に悪い影響があるため、ブルーライトカット機能付のこの電子辞書を推薦します。
なお、国際言語文化センターの外国語、特にフランス語の授業では、学生がiPad端末を使って回答したり、録音する授業が多くあります。
iPadに興味がある人は、iCALL教室（631,632,633）での外国語の授業を探してみてください。

CASIO AZ-SX9810は、壁紙を自分で選び、「メニュー画面」を自分用に編成して＜スマホ感覚＞で使える

2種類の仏和辞典と1種類の和仏辞典が役に立ちます！

1年次では、約4万3000語収録の＜プチ・ロワイヤル仏和辞典＞を、2年次以上では、約9万語収録の＜ロワイヤル仏和中辞典＞を使ってください。
＜基本的な不規則動詞の活用の発音＞も収録されています！（⇒活用表という赤い部分をタップし、下方にスクロールする）
実は、本学の1年次のフランス語の「文法」の授業では「原則として」ペーパーの辞書を授業中に使用することが推奨されています。初級の段階では、動詞の活用表の使い方を習得するためにペーパーの辞書の使用が望ましい面もあるからです（ただ、最近は、多くの学生が最初から電子辞書を使っています）。
この点を除けば、気軽に携帯でき、和仏辞典や文法の説明などが入っている電子辞書が圧倒的に便利です。
ただし、定期試験や大学院の入試等では、ペーパーの辞書が「持ち込み可」でも、電子辞書は「持ち込み不可」となる場合が多いことは知っておいてください。