第2章 応募〜採用まで

求人情報の見方

求人情報には仕事の内容や給与・働く時間や場所など大切な情報がたくさん掲載されています。その仕事が自分に合っているかどうか考えながら注意深く読んでみましょう。 求人情報を読んでも分からないところは電話やメールで確認しましょう。

仕事内容

どんな仕事か簡潔に説明してあります。自分に合うかなどを簡単にイメージしてみましょう。

給与

給与にはいろいろな形態があります。
アルバイトでよく見かける「時間給」とは「1時間働くと○円」というように時間を単位として金額を計算する方法です。
また、交通費は必ず支給されるものではありません。支払いの有無は会社が決定するので面接や契約時に確認しましょう。

勤務地

働く時間、休憩や休日について書いてあります。大学の講義や試験の日程、自宅からの距離や交通手段なども考慮して無理なく働けるか考えてみましょう。

よく見かける「シフト制」とは一般的にみんなが一緒に決まった時間や曜日に働くのではなく、仕事の内容に応じて、個々に曜日や時間を設定する働き方です。自分の希望の時間に働けるかどうかは会社によって異なります。会社が指定する時間内しか働けない場合もあります。

また「実働時間」とは実際に働いた時間を言います。これに対して「拘束時間」は実働時間と休憩時間を併せた会社に拘束される時間を指します。時間給は通常「実働時間」に対して支給されます。

応募資格

その求人に応募できる人の範囲が記載されています。自分が該当するか確認してみましょう。
希望する仕事の応募資格に合わない場合でも、どうしても働きたいときは会社に相談してみるのも良いでしょう。会社に熱意が伝わるかもしれません。
ただし、絶対にうそをついてはいけません。経歴詐称で採用取消しやクビになる場合があります。